CurlFlux

CurlFlux の使い方

ブラウザだけで動くカーリングの作戦ボードです。登録もインストールもいりません。やりたいことから探せます。

目的から探す

やりたいこと読むところ
プロの試合を見たい3. 見る
自分で投げて試したい4. 投げる・試す
試合や映像を記録したい5. 試合を記録する
練習問題(課題)を作って渡したい6. 課題を作る
保存・共有したい7. 保存と共有
配信(OBS)で使いたい8. 配信で使う
コンピューターと対戦したい対戦モードの遊び方(別のページ)

1. はじめに

CurlFlux は、カーリングの作戦ボードです。World Curling の公式寸法と物理演算で、石の滑り・曲がり・ぶつかり方を再現します。

最初の画面(ようこそ)

初めて開くと「ようこそ」画面が出ます。

左上のロゴをタップすると、いつでもこの画面をもう一度開けます。

CurlFlux のようこそ画面。自分で投げてみる・プロの試合を見る・ルールを見る、を選べる
初めて開くと出る画面です

2. 画面の見方

CurlFlux の画面全体。1 モード切替、2 得点ボード、3 盤面、4 ボタン列、5 操作パネル、6 再生バー、7 メニュー
番号は下の表と対応しています
場所役割
①上部の上段作戦盤/リプレイ/ライブ/対戦 の切り替え
②左上得点ボード。エンドごとの得点・合計・ハンマー・残りの投数・次の投球者。タップで編集
③中央盤面。ハウスの中の石には近い順の番号、得点になる石には白い丸
④盤面の右(スマホでは右下)ボタン列(試す・提案・音・リアル・軌跡・比較・字幕・反転・ビュー・ズーム・速度・戻す・スキップ)
⑤上部の下段(スマホでは最下部の「操作パネル」)作戦盤の投げ方の切り替え(配置/ドラッグ投球/狙って投球)と、その操作パネル
⑥最下部再生バー(記録があるときに出る。畳むと「▶ 再生」だけになります)
⑦右上の ☰メニュー(試合・ルール・履歴・ライブラリ・保存・共有・設定・マイページ・情報)

画面が広いときは、①と⑤が上部の同じ行に並びます(①が左、⑤が右)。

画面の幅に合わせて並びが変わります。スマホでは一部のパネルが畳まれます。

スマホで開いたリプレイの画面
スマホでは一部のパネルが畳まれます

2-1. ズームと視点

2-2. 目線ビュー(ハックから見る)

ビューを「目線」にすると、投げる人がハックから見た景色になります。真上から見た盤面と同じ局面で、石がどう重なって見えるかを確かめられます。

目線ビュー。ハックから見たハウスの石と、No.1のマゼンタの縁取り・隠している石のシアンの縁取り・順位の丸数字、左下の目の高さのカード
平昌2018 女子3位決定戦の最後の局面を、目の高さ5mのハックから。No.1は幅の23%しか見えていません

3. 見る(リプレイとライブラリ)

3-1. ライブラリ

メニューの「ライブラリ」に実戦の試合が並びます。冬季五輪・世界選手権・世界ジュニア・パンコンチネンタル選手権・世界ミックスダブルス選手権・日本選手権・日本代表決定戦・軽井沢国際など、多数収録しています。

一覧は /library/ のページでも見られます。

メニューのライブラリタブ。映像検証済みのおすすめの試合が大会ごとに並ぶ

3-2. 再生バー

操作内容⌨
⏮ ⏭最初・最新のシーンHome / End
|◀ ▶|前・次のシーン← / →
▶連続再生・一時停止Space
スライダー任意のシーンへ
エンドの選択(「第○エンド」)そのエンドの頭へ
速度再生の速さ+ / -
スキップ動いている石のアニメーションを飛ばすK
✕再生バーを小さな「▶ 再生」に畳むP

「最初」は、石を置いてから始まる記録では置いたあとの盤面です。課題は配置が済んだ盤面、ミックスダブルスは事前に置く2個が並んだ盤面から始まります(エンドの選択も同じ)。リプレイとゲームを切り替えても、この盤面より前には戻りません。

連続再生では、タイムアウトを取った投球の前に「○○ のタイムアウト」と出て、少し間を置いてから投げます(記録にタイムアウトがある試合)。メニューを開くと連続再生は止まります(走っている石は最後まで動きます)。

再生・一時停止・エンドの切り替えは、画面下のバーから

3-3. 見やすくするボタン

字幕(中継風テロップ)と、投球前との比較を表示したリプレイ
点線が投球前の位置、×が取り除かれた石です

3-4. 局面へのリンク

ライブラリの試合には短いリンクがあります。

3-5. 見ている局面から試す

4. 投げる・試す

作戦盤では、上部の操作パネル(スマホでは最下部の「操作パネル」)で3つの投げ方を切り替えます ⌨ 1 / 2 / 3

4-1. ドラッグ投球(押し出す方向とウェイトを指して投げる)

手前の氷からドラッグして、ハックから投げます。

4-2. 狙って投球(実戦にいちばん近い操作)

実際の試合では、スキップがハウスでブラシ(ブルーム)を置いて狙いを示し、投げる人はそこへ向けて、ウェイトと回転を決めて投げます。「狙って投球」はこの流れと同じです。

  1. 狙う位置(ブルーム)をタップ
  2. 強さを選ぶ: ガード・ドロー・ハック・ボード・ノーマル・ピール、またはスライダー(ホッグ間タイム)
  3. 回転を選ぶ: 左曲がり・回転なし・右曲がり ⌨ Q / W / E。回転の量は「回転」のスライダーで、石が止まるまでに回る回数(例: 5回転)で決めます。既定は氷の設定の回転数で、ウェイトを変えても回数は変わりません
  4. 「投球する」 ⌨ Enter

二度押し(ダブルタップ)で1投ぶんをまとめて置けます: 氷を指すとそこへ止めるドロー、石を指すとその石をノーマルで当てる投球になり、ブルーム・ウェイト・回転が一度に入ります。回転は指した場所がセンターの左右どちらかで決まります。あとはブルームやスライダーで細かく直して投げるだけです(過去の局面では自動で「試す」に入ります)。「提案」(4-7)が「何を投げるべきか」を出すのに対し、二度押しは「指したものを投げる」操作です

ビューを「目線」(2-2)にすると、ハックから見た景色のままブルームを左右に動かして狙えます。ブルームは実物の大きさ(ヘッドの幅は約20cm=石の直径の約3分の2)で描くので、「ブラシ1個分」の感覚で狙いをずらせます。

狙って投球の操作パネル。狙い(ブルーム)・強さ・回転を選んで投げる

4-3. 配置

タップで石を置く、ドラッグで動かす、選んで削除。任意の局面を作るときに使います。ミックスダブルスの置き石は、「試合を記録」なら既定の位置に置けます(5-6)。

ガイドラインを入れた盤面。ドローのゾーンの境界の線と番号が重なる

4-4. 投げる順番

投球は自動で交互に切り替わります(ハンマーでないチームが先攻)。チームのボタンで、次の1投だけ入れ替えられます。

4-5. 試す(記録を変えずに試す)

「試す」を押すと、記録に残さずに投げる・置く・戻すを自由に試せます。交互の投球やエンド終了の決まりもありません。 ⌨ S

4-6. リアル

予測線・番号・強さの表示・試した跡などの補助表示を隠し、本物のカーリングと同じ情報量で投げます。 ⌨ R

リプレイ・ライブでも使えます。順位の番号や No.1 の見え方を隠して、見たままで局面を読めます。

4-7. 提案(ショットの候補)

「提案」で、いまの盤面で有効そうなショットを最大3つ計算します。 ⌨ G

提案パネル。局面の勝率、このエンドの目標、ショットの候補と難しさの★
平昌2018 女子3位決定戦の最後の1投の前。候補にカーソルを合わせると、石の動きが見えます

4-8. 戻す

「戻す」で1手戻します(記録からショットを消し、投げる順番も戻る) ⌨ Z / Ctrl+Z

4-9. ルールと氷の設定

メニューの「ルール」タブで:

違反した投球は、盤面を戻して投げた石を取り除きます。記録がある試合では、ルールは変えられません(氷とシートは変えられます)。

メニューのルールタブ。形式、フリーガードゾーン、ノーティック、氷の条件

5. 試合を記録する

5-1. 得点ボードと試合情報

メニューの試合タブ。大会名・ステージ・日付・チーム名・選手名など

5-2. エンド終了

最後の石が止まると「エンド終了」が自動で開きます。ハウスの中の石から得点を自動で計算し、直して確定できます。

エンド終了のダイアログ。ハウスの中の石から得点を自動で計算し、確定する
得点は自動で計算されます。違っていれば直してから確定します

5-3. ショットの記録

各ショットに、投球者・ショットの種類(自動で推定)・ホッグ間タイムが記録され、World Curling と同じ0〜4の評価を付けられます。

5-4. コンシード・打ち切り・パス・違反

5-5. 履歴

メニューの「履歴」タブにシーンの一覧が並びます。

メニューの履歴タブ。投球ごとのシーンの一覧

5-6. 映像から試合を記録する

中継や録画を見ながら、1投ずつ盤面を作って試合を記録できます。

  1. 配置パネルの目的を「試合を記録」にする(手番は交互・色は投球の順に固定・残りの石数が進む)
  2. 投げた石を1つ置き(ハウスを通り抜けた投球は置かない)、「この配置を投球として記録」
  3. 回転(左曲がり/回転なし/右曲がり)と、任意でショットの種類・評価を付ける。ホッグラインに届かず取り除かれた投球は「ホッグ」にチェック(記録済みの投球で付けると、その投球の投球石を除きます)。「メモ」は編集用の覚え書きで、PCN のコメントとして残り、履歴や字幕には出ません
  4. タイムアウトは、取ったチームが投げる前に「タイムアウト」を押します(次に投げるチームのタイムアウトとして記録。もう一度押すと取り消し)
  5. ミックスダブルスは、各エンドの最初に「置き石」の「通常」を押すと、ハンマーのあるチームの石をハウスの奥、相手の石をガードに置きます。パワープレーは「← パワープレー」「パワープレー →」で左右に寄せ、記録にも残ります。ガードの距離は大会で変わるので(多いのは 3.18m)、違うときは置いたあとに動かします
  6. ミックスダブルスの投げる順は、その下の「1・5投目を投げる選手」でチームごとに選べます。エンドごとに交代できる規則なので、エンドが変われば既定(選手1が1・5投目)に戻ります
  7. リザーブを入れたときは、そのエンドの最初(まだ1投も投げていないとき)に「メンバー交代…」を押し、チームごとにリード〜フォースの4つの枠を選びます。そのエンドから先の投げる順になり、成績も選手ごとに数えます。3人で続けるときは1か所を「(なし)」にします(先の2人が3投ずつ)。リザーブの名前は「試合」タブで入れます
  8. 途中で氷が変わったとき(整氷のあとに速くなった、など)は、そのエンドの最初に「氷の変更…」を押します。設定の氷の欄が「第N エンドから」の範囲で開くので、ホッグ間とカールを合わせます。そのエンドから先の投球だけがこの氷で計算されます(「試合全体」に切り替えると、試合の最初からの氷を直せます)

連続再生では、交代や氷の変更があったエンドの最初に「○○ の交代: 名前」「氷の変更: ホッグ間…」と出ます

あとから直すとき:

5-7. 写真から配置

配置パネルの「写真から配置…」で、シートを撮った写真や中継の画面から石の位置を取り込めます。

  1. 取り込む: 「写真を選ぶ」、または「画面取込」で中継のタブを共有して1枚取り込む(パソコンの Chrome など)。同じ大きさの画像を続けて取り込むと、基準合わせはそのまま残って石だけ拾い直されます(別の画角に変わったら「ハウスを検出」か「やり直す」で合わせ直す)
  2. 基準を合わせる: 「ハウスを検出」、または12フットの円の左端・右端・手前・奥を順にクリック。青い円が写真に重なるよう基準点を動かし、残る歪みは「レンズ歪み」で直す
  3. 石を拾う: 色を選んで石の中心をクリック、または「自動検出」。拾いが悪いときは「感度」を上げる(上げても検出が減ることはないので、まず上げて余分な石をクリックで消すのが早い)
  4. 「盤面に配置」

5-8. 氷を測る

「ルール」タブの「計測…」で、試合の映像から氷の速さと曲がりを割り出せます。映像から記録を起こす人向けの上級者の機能です。ふだんは、上のスライダーと目安のボタンで十分です。

6. 課題を作る

ひとつの局面(盤面+エンド・スコア・ハンマー・残りの投数)を「課題」として作り、人に渡せます。練習問題や作戦の説明に使えます。

  1. 配置パネルの目的を「局面をつくる」にする(手番や決まりに縛られず、両方の色を自由に置ける)
  2. 石を並べる
  3. 「課題にする」で、課題名(任意)・エンド・スコア・ハンマー・投数を決める。課題名を空にすると「課題 10E 7-5」の形の名前になります
  4. 「課題をPCNで保存」でファイルに、「共有」でリンクにする

作れるのは「次の1投がある局面」だけです(エンド終了・試合終了の場面では作れません)。

7. 保存と共有

7-1. 自動保存

試合はブラウザに自動で保存されます。再読み込みしても続きから始まります。

7-2. マイページ(この端末の保存)

「保存・共有」タブの「この試合を保存」で、試合や課題を「マイページ」の一覧に残せます。件数に上限があります。

7-3. 共有リンク

自分で作った試合・課題は、「保存・共有」タブの「共有…」から共有リンクにして渡せます(X や他のアプリにもそのまま送れます)。

7-4. 画像・ファイル

メニューの保存・共有タブ。リンク、画像、記譜ファイル、配信ビュー

8. 配信で使う(ライブ・配信ビュー)

配信ビュー。盤面と得点ボードだけを表示する画面
OBS のブラウザソースに入れて使う画面です

9. 設定

iPhone・iPad は消音スイッチがオンだと音が鳴りません。最初のタップまでは鳴らないので、鳴らないときは音のボタンか試聴を一度タップしてください。

メニューの設定タブ。氷とハウスの配色、ボタンの大きさ、石の見た目など

10. ショートカット一覧

? でいつでも一覧を開けます。

キー動作
どこでもnull
K現在のアニメーションをスキップ
+ / -再生速度
Vビュー切替(全体→ホッグ→ハウス→目線)
F盤面の上下反転(目線ビューではスキップの目線)
T / J軌跡 / 字幕(テロップ)
↑ / ↓目線ビューの目の高さを上げ下げ(対戦では矢印はブルーム)
M / I / ?メニュー / 情報 / このヘルプ
作戦盤・リプレイnull
Space連続再生の再生・一時停止
← / →前・次のシーン
Home / End最初・最新のシーン
P再生コントロールの表示/非表示
C投球前との比較表示
Rリアル(予測・番号などの補助表示を隠す)
作戦盤null
1 / 2 / 3配置・ドラッグ投球・狙って投球モード
Q / W / E左曲がり・回転なし・右曲がり
Enter狙って投球で投球する
Z1手戻す(Ctrl+Z も可)
U試した投球を更新
S / G試す / ショットの候補を提案
Shift / Ctrlドラッグ中の微調整(石・狙い・ウェイトなどのスライダー。Ctrl はさらに細かく)
対戦 ─ 投げる前null
↑ / ↓ / ← / →ブルームを動かす
1〜6ウェイト(ガード〜ピール)
Q / E左曲がり / 右曲がり
Enter投球
R直前の投球をもう一度見る
対戦 ─ 走っている間null
Spaceとにかく掃く(いまの掃き方のまま押し足す)
1やめる(ウォー。すぐに効き目が消える)
2 / 3 / 4まっすぐ / 伸ばす / 曲げる
5スキップが掃く(ティーより奥の相手の石)

よくある質問

無料ですか?登録は必要ですか?

無料で、登録もインストールもいりません

スマホでも使えますか?

はい。スマホ・タブレット・パソコンで動きます

リプレイの石の位置は正確ですか?

公開記録に座標は含まれないため、配置図から読み取った位置とショットの記録から、物理で組み立て直した推定です。数cmほどずれることがあります。「映像検証済み」の試合は、映像で全投球を確かめています

自分の試合を共有できますか?

共有リンクで渡せます(共有してから90日保存)。ファイル(PCN)や画像でも渡せます

配信で使えますか?

配信ビュー(?view=broadcast)を OBS のブラウザソースに追加してください

データはどこに保存されますか?

お使いのブラウザの中です。共有リンクを作ったときだけ、その試合がサーバーに保存されます

データ形式は?

誰でも読み書きできる記譜形式 PCN です。仕様は GitHub で公開しています

操作が分かりません

まずはライブラリの試合を再生してみてください。左上のロゴで「ようこそ」画面をもう一度開けます

どの投げ方がおすすめですか?

実際の試合に近いのは「狙って投球」、すぐに試すなら「ドラッグ投球」です

音を消したい・音が出ない

盤面の音ボタンか、設定の「効果音を鳴らす」で切り替えます。最初の操作までは鳴りません

石の動きは本物と同じですか?

公式寸法と、映像で測った氷の速さ・曲がりで計算しています。曲がり方は五輪や国内大会の中継で測った軌道に合わせてあり、ホッグラインまではあまり曲がらず、ハウスの手前で大きく曲がります。スイープは対戦モードだけで、作戦ボードとリプレイは掃かない前提です

英語で使えますか?

情報タブかようこそ画面の「English」で切り替えられます

更新の内容はどこで見られますか?

情報タブの「お知らせ」で、いちばん新しいお知らせを読み直せます(前に来たことがある方には、更新のあと最初に開いたときに1回だけ出ます)

感想や不具合はどこに送ればいいですか?

情報タブの「共有とご意見」にご意見フォームへのリンクがあります。記録の誤りのお知らせも歓迎です

まずは実戦の試合を1つ再生してみてください。気になる局面から、そのまま自分で投げられます。

CurlFlux を開く 実戦記録の一覧