目的から探す
| やりたいこと | 読むところ |
|---|---|
| プロの試合を見たい | 3. 見る |
| 自分で投げて試したい | 4. 投げる・試す |
| 試合や映像を記録したい | 5. 試合を記録する |
| 練習問題(課題)を作って渡したい | 6. 課題を作る |
| 保存・共有したい | 7. 保存と共有 |
| 配信(OBS)で使いたい | 8. 配信で使う |
| コンピューターと対戦したい | 対戦モードの遊び方(別のページ) |
1. はじめに
CurlFlux は、カーリングの作戦ボードです。World Curling の公式寸法と物理演算で、石の滑り・曲がり・ぶつかり方を再現します。
- 無料・登録不要。ブラウザだけで動きます(スマホ・タブレット・パソコン)
- 五輪・世界選手権・日本選手権などの実戦記録を1投ずつ再生できます
- 再生中の局面から、自分で投げて別の手を試せます
- 試合の記録・課題づくり・配信(OBS)にも使えます
- まず雰囲気を見たいときは、40秒の紹介動画(YouTube)
最初の画面(ようこそ)
初めて開くと「ようこそ」画面が出ます。
- 自分で投げてみる … すぐに1投してみる
- プロの試合を見る … 実戦リプレイを開く
- カーリングのルールを見る … ルール入門へ
- English … 表示を英語に切り替える
左上のロゴをタップすると、いつでもこの画面をもう一度開けます。

2. 画面の見方

| 場所 | 役割 | |
|---|---|---|
| ① | 上部の上段 | 作戦盤/リプレイ/ライブ/対戦 の切り替え |
| ② | 左上 | 得点ボード。エンドごとの得点・合計・ハンマー・残りの投数・次の投球者。タップで編集 |
| ③ | 中央 | 盤面。ハウスの中の石には近い順の番号、得点になる石には白い丸 |
| ④ | 盤面の右(スマホでは右下) | ボタン列(試す・提案・音・リアル・軌跡・比較・字幕・反転・ビュー・ズーム・速度・戻す・スキップ) |
| ⑤ | 上部の下段(スマホでは最下部の「操作パネル」) | 作戦盤の投げ方の切り替え(配置/ドラッグ投球/狙って投球)と、その操作パネル |
| ⑥ | 最下部 | 再生バー(記録があるときに出る。畳むと「▶ 再生」だけになります) |
| ⑦ | 右上の ☰ | メニュー(試合・ルール・履歴・ライブラリ・保存・共有・設定・マイページ・情報) |
画面が広いときは、①と⑤が上部の同じ行に並びます(①が左、⑤が右)。
画面の幅に合わせて並びが変わります。スマホでは一部のパネルが畳まれます。

2-1. ズームと視点
- マウスホイール・2本指でズーム、中ボタンドラッグ・2本指で移動
- 「局面をつくる」の「ランダムな局面」で、実戦から1つ局面を引いてこられます。練習や出題に
- 設定の「盤面に描き込む」を入れると、線と矢印で戦術を説明できます。書いたものは保存されず、シーンを移ると消えます
- 配置では、バックラインの裏に並んだ石置き場からドラッグして石を置けます。盤外へ戻すと石置き場に戻ります
- 投球のあと左下に出る時間の札をタップすると、バックホグ(スプリットタイム。バックライン→投球側ホッグの8.230m)の行が増えます。スイーパーが最初に読む時間です
- 石にマウスを重ねる(スマホは石をタップ)と、その石の情報が出ます。何投目の誰が投げた石か、ハウスの順位、ボタンまでの距離、乗っている線、ハックからどれだけ見えているか、フリーガードゾーンで守られているかなど(「リアル」のときは出ません)
- ビューボタンで、全体 → ホッグ → ハウス → 目線の順に切り替え ⌨ V
- 反転で上下を入れ替え、投球者を上にします(中継と同じ向き。目線ビューではスキップの目線になります) ⌨ F
- 右下の「原寸」、または中ボタンのクリックで自動の視点に戻ります
2-2. 目線ビュー(ハックから見る)
ビューを「目線」にすると、投げる人がハックから見た景色になります。真上から見た盤面と同じ局面で、石がどう重なって見えるかを確かめられます。
- 目線ビューで反転を押すと、ハウスの後ろから投球側を振り返ったスキップの目線になります ⌨ F
- 盤面の左下のカードの「目の高さ」で、視点の高さを変えます(0.3〜15m。既定は投球者5m・スキップ2mで、ダブルクリックで戻ります) ⌨ ↑ / ↓
- カードには、No.1(ハウスでいちばん中心に近い石)がハックから一直線に見てどれだけ見えるかが出ます(「No.1が見える」「No.1が一部見える(48%)」「No.1が隠れている」)。石の幅のうち手前の石に隠れていない割合なので、目の高さを変えても変わりません。石が止まったときに更新します
- 盤面では、No.1をマゼンタ、No.1を隠している石をシアンで縁取ります。ほかの石にも薄い白の輪郭が付き、手前の石に隠れた石の位置が分かります(石が動いている間とリアルでは出しません)。ハウスの中の石には、真上からの表示と同じ順位の丸数字が付きます
- 氷の上の白い点線の輪は、ボタン(ハウスの中心)の位置です。目の高さが2.0m以下のときは、真上に ▼ も出ます(▼ はスキップの目線では出しません。輪と ▼ は、石が動いている間とリアルでは出しません)
- 配置ガイドやミックスダブルスの置き石の目印、スポンサー画像も氷の上に遠近どおりに描かれます(スポンサー画像は実際の氷面広告と同じで、投球者とスキップの目線では向きが180度変わります)
- 「狙って投球」では、盤面をドラッグするとブルームが前後左右に動きます(真上からのビューと同じ。Shift を押しながらで細かく)。「配置」も目線ビューのままできます。写っている石を押せば掴めて、置く・動かす位置は指した氷の点です(ハウスの線に合わせて置けます。石置き場は出ないので、タップで置きます)。「ドラッグ投球」は手前の氷が画面に映らないので使えず、目線に切り替えると「狙って投球」に移ります(目線から戻すとドラッグ投球に戻ります)
- ホイール・2本指で拡大・移動し、「原寸」か中ボタンのクリックで元の画角に戻ります

3. 見る(リプレイとライブラリ)
3-1. ライブラリ
メニューの「ライブラリ」に実戦の試合が並びます。冬季五輪・世界選手権・世界ジュニア・パンコンチネンタル選手権・世界ミックスダブルス選手権・日本選手権・日本代表決定戦・軽井沢国際など、多数収録しています。
- おすすめ(映像検証済み)が最初に並び、大会ごとの見出しで区切られます
- 大会・チーム・年で検索し、種目・シーズン・「映像検証済みのみ」で絞り込めます
- 国名・大会名は日本語で出ます。男女共催の大会では、各試合の行の先頭に種目(男子・女子など)が付きます
- 各試合に「再現」(物理で再現した記録)や「映像検証済み」(映像で全投球を確かめた試合)のバッジと、4人制・コンシード・エクストラエンド・日本の試合などの目印が付きます
- 「再生」で、物理で再現した試合が最初から流れます
一覧は /library/ のページでも見られます。

3-2. 再生バー
| 操作 | 内容 | ⌨ |
|---|---|---|
| ⏮ ⏭ | 最初・最新のシーン | Home / End |
| |◀ ▶| | 前・次のシーン | ← / → |
| ▶ | 連続再生・一時停止 | Space |
| スライダー | 任意のシーンへ | |
| エンドの選択(「第○エンド」) | そのエンドの頭へ | |
| 速度 | 再生の速さ | + / - |
| スキップ | 動いている石のアニメーションを飛ばす | K |
| ✕ | 再生バーを小さな「▶ 再生」に畳む | P |
「最初」は、石を置いてから始まる記録では置いたあとの盤面です。課題は配置が済んだ盤面、ミックスダブルスは事前に置く2個が並んだ盤面から始まります(エンドの選択も同じ)。リプレイとゲームを切り替えても、この盤面より前には戻りません。
連続再生では、タイムアウトを取った投球の前に「○○ のタイムアウト」と出て、少し間を置いてから投げます(記録にタイムアウトがある試合)。メニューを開くと連続再生は止まります(走っている石は最後まで動きます)。
3-3. 見やすくするボタン
- 軌跡 … 石の通った線を表示 ⌨ T。直近の投球の線だけ太くなります
- 比較 … 投球の前の位置を点線で、取り除かれた石を × で重ねます ⌨ C
- 字幕 … 中継風のテロップ(投球者・ショット・評価と、その選手のこの試合の成功率)。エンド終了・試合終了ではスコアに加えて、スチール・ショット成功率・ドロー/テイクアウト別の成功率も出ます ⌨ J
- リアル … 順位の番号・No.1 の見え方・比較などの補助表示を隠し、見たままで読みます(4-6) ⌨ R
- 反転・ビュー・ズーム(上の 2-1)

3-4. 局面へのリンク
ライブラリの試合には短いリンクがあります。
?replay=<試合>でその試合、#s=<番号>を付けるとその局面から始まります
(例:/?replay=og2022-women-final-jpn-gbr#s=42)- 「保存・共有」タブの「共有…」でコピーできます(ライブラリの試合は、いま見ている局面の
#s=が付いた短いリンクになります)
3-5. 見ている局面から試す
- リプレイ中に、盤面のシーンの表示にある「試す」を押すと、その投球の直前に戻って、記録を変えずに自分で投げられます
- 上部で「作戦盤」に切り替えると、その記録を引き継いで続きを投げたり、編集したりできます
- 「あなたならどうする?」(「▶ リプレイを再生」の下と操作パネル)を押すと、その試合の見どころ3か所の直前で止まり、自分で1投投げてから実際の一投と見比べられます(種別・評価と、どちらが良い結果だったかの一言)
4. 投げる・試す
作戦盤では、上部の操作パネル(スマホでは最下部の「操作パネル」)で3つの投げ方を切り替えます ⌨ 1 / 2 / 3
- 実戦にいちばん近いのは「狙って投球」です。スキップが示した狙いに、ウェイトと回転を決めて投げます
- すぐに試したいときは「ドラッグ投球」。押し出す方向とウェイトを指でそのまま指せます
4-1. ドラッグ投球(押し出す方向とウェイトを指して投げる)
手前の氷からドラッグして、ハックから投げます。
- シートの中では、矢印の先が「回転をかけなければ石が止まる位置」になります(強さは距離から自動で決まる)
- 回転をかけると、そこから曲がった先に止まります(実際の軌跡はドラッグ中の点線が出しています)
- バックラインより奥へ引くと、止まる位置ではなく強さ(ホッグ間タイム)の指定に切り替わります。奥へ引くほど強く、画面の奥の縁の手前でいちばん強いピール(7秒)に届きます
- ドラッグ中は、ウェイトの名前とホッグ間タイムを表示します
- ホッグラインに届かないドラッグは取り消しになります
- Shift(または Alt)を押している間は動きが 1/5 になり、細かく合わせられます。Ctrl でさらに細かく(パソコン)
- ドラッグ中は、すべての石の動きと、投げた後の順位を予測して表示します
4-2. 狙って投球(実戦にいちばん近い操作)
実際の試合では、スキップがハウスでブラシ(ブルーム)を置いて狙いを示し、投げる人はそこへ向けて、ウェイトと回転を決めて投げます。「狙って投球」はこの流れと同じです。
- 狙う位置(ブルーム)をタップ
- 強さを選ぶ: ガード・ドロー・ハック・ボード・ノーマル・ピール、またはスライダー(ホッグ間タイム)
- 回転を選ぶ: 左曲がり・回転なし・右曲がり ⌨ Q / W / E。回転の量は「回転」のスライダーで、石が止まるまでに回る回数(例: 5回転)で決めます。既定は氷の設定の回転数で、ウェイトを変えても回数は変わりません
- 「投球する」 ⌨ Enter
二度押し(ダブルタップ)で1投ぶんをまとめて置けます: 氷を指すとそこへ止めるドロー、石を指すとその石をノーマルで当てる投球になり、ブルーム・ウェイト・回転が一度に入ります。回転は指した場所がセンターの左右どちらかで決まります。あとはブルームやスライダーで細かく直して投げるだけです(過去の局面では自動で「試す」に入ります)。「提案」(4-7)が「何を投げるべきか」を出すのに対し、二度押しは「指したものを投げる」操作です
ビューを「目線」(2-2)にすると、ハックから見た景色のままブルームを左右に動かして狙えます。ブルームは実物の大きさ(ヘッドの幅は約20cm=石の直径の約3分の2)で描くので、「ブラシ1個分」の感覚で狙いをずらせます。

4-3. 配置
タップで石を置く、ドラッグで動かす、選んで削除。任意の局面を作るときに使います。ミックスダブルスの置き石は、「試合を記録」なら既定の位置に置けます(5-6)。
- ガイドライン(設定)を入れると、ドローのゾーン(1〜10)の境界の横線と番号、ハウスの接線の縦線を薄く重ねます。ゾーンの意味はルール入門の「ウェイト」を参照
- 「選択を削除」「全消去」

4-4. 投げる順番
投球は自動で交互に切り替わります(ハンマーでないチームが先攻)。チームのボタンで、次の1投だけ入れ替えられます。
4-5. 試す(記録を変えずに試す)
「試す」を押すと、記録に残さずに投げる・置く・戻すを自由に試せます。交互の投球やエンド終了の決まりもありません。 ⌨ S
- 良い結果は「更新」で記録に残せます ⌨ E
- 終了すると記録の盤面に戻ります
- 過去の局面で投げたり置いたりすると、記録を壊さないよう自動でこの状態になります
4-6. リアル
予測線・番号・強さの表示・試した跡などの補助表示を隠し、本物のカーリングと同じ情報量で投げます。 ⌨ R
リプレイ・ライブでも使えます。順位の番号や No.1 の見え方を隠して、見たままで局面を読めます。
4-7. 提案(ショットの候補)
「提案」で、いまの盤面で有効そうなショットを最大3つ計算します。 ⌨ G
- 局面の勝率、このエンドの目標(攻め/守り)を表示します。勝率は World Curling の公式記録から作った表にもとづきます
- 候補にカーソルを合わせると動きを予測表示し、「投げる」でそのまま実行します
- 候補の手は、ドロー・テイクアウトなどの定番の手に加えて、狙い・ウェイト・回転を数百通り物理エンジンで投げてみて探します(石に当てずにハウスへ入れる道、ブランクが得な局面ではハウスを空にする当て方、手前の石を押して相手の石を出すランバック。多少ずれても崩れないものを選びます)
- 候補は、投げたあとの勝率(外れも含めた平均)の高い順に3つ出ます。勝率の差が計算のぶれに収まるときは、成功率の高い(簡単な)手を先に出します。勝率は、残り投球数・ハンマー・点差と盤面(ショットストーンの位置・センターガードの持ち主)から、世界大会の盤面記録で見積もります。序盤のガードやピール、ブランク(ハウスを空にしてハンマーを持ち越す)の価値もここに出ます。考え方は4人制が前提です
- 最終エンドは、エンドの結果がそのまま勝ち負けになるので、勝率の代わりに勝てる確率を出します。同点にして延長へ持ち込む手(延長のほうが勝ちより起こりやすい手)だけは、延長の勝率も含めた勝率と、延長になる確率を出します
- 各エンドの最後の1投は、決まったときの結末を出します(決まれば1点・決まればブランクなどと、その後の勝率。最終エンドは決まれば勝ち・決まれば延長〔延長の勝率つき〕・決まっても負け)。最後の1投の価値は盤面の得点だけで決まるので、同じ得点なら同じ勝率です。決まるかどうかは★(カーソルで成功率)で見ます
- 難しさの目安(★1〜5)は、その投球を一流選手の誤差(世界選手権・五輪のラストストーンドローから測った、ウェイトと向きのずれ)で投げ直したときの成功率から決めます。★にカーソルを合わせると成功率が出ます。ドローは狙いから石2個ぶん以内、当てる投球は狙った石を出せたら成功です
- 「外れ方」は、外れた投球の原因の割合です(重い・軽い・ナロー・ワイド。ナローはブルームより曲がる側、ワイドは反対側。複合はウェイトと向きのずれが重なって外れたもの)
- 盤面の点は、投げ直したときに投球石が止まった場所です(チームの色は成功、灰色は外れ)。軌跡や予測の円より下に敷くので、読みたいものが隠れません
- 計算には数秒かかります(盤面が混んでいるほど長くなります)

4-8. 戻す
「戻す」で1手戻します(記録からショットを消し、投げる順番も戻る) ⌨ Z / Ctrl+Z
4-9. ルールと氷の設定
メニューの「ルール」タブで:
- 形式: 4人制/ミックスダブルス、エンド数、1チームの投数
- フリーガードゾーン: なし/3投(ミックスダブルス)/4ロック/5ロック、ノーティック
- 氷の条件: ホッグ間タイム(氷の速さ)・カールの量・回転数・シートの幅(4.75m/4.28m)。ホッグ間とカールはスライダーで別々に決めます。カールは「センターを狙って投げたティーのドローが、止まったときに狙いの線から横へずれる距離」です。回転数は投げた石が止まるまでに回る回数の標準で、狙って投球・CPU・提案の回転に使います。既定はホッグ間14.0秒・カール1.52m(5ft)・5回転で、スライダーはどれも既定が真ん中に来ます(ホッグ間11〜17秒・カール0.64〜2.4m・回転数2.5〜7.5)。下のボタン(ホッグ間は「重い」「ふつう」「よく滑る」=13・14・15秒、カールは「曲がりにくい」「ふつう」「よく曲がる」=4・5・6ft〔1.22・1.52・1.83m〕)を押すと目安の値へ動きます。映像から測るときは「計測…」(5-8)
違反した投球は、盤面を戻して投げた石を取り除きます。記録がある試合では、ルールは変えられません(氷とシートは変えられます)。

5. 試合を記録する
5-1. 得点ボードと試合情報
- 得点ボード(タップで編集): エンド別の得点・合計・ハンマー・残りの投数・次の投球者
- 試合情報(メニューの「試合」タブ): 大会名・ステージ・試合名・シート・開催地(都市)・会場・日付・開始時間・メモ、チーム名・略称・石の色・選手名(リード〜スキップ)・コーチ・リザーブ・LSD(任意)・第1エンドのハンマー。両チームの LSD を入れると、小さいほう(第1エンドのハンマーを選べるチーム)を案内します。ハンマーは記録があると変えられません
- 石の色は赤・黄・青・緑・黒・白・橙・紫、または任意の色

5-2. エンド終了
最後の石が止まると「エンド終了」が自動で開きます。ハウスの中の石から得点を自動で計算し、直して確定できます。
- ブランクエンドはハンマーを維持、規定のエンド後に同点ならエクストラエンド
- 確定後に ↩ でラストストーンの盤面に戻れます

5-3. ショットの記録
各ショットに、投球者・ショットの種類(自動で推定)・ホッグ間タイムが記録され、World Curling と同じ0〜4の評価を付けられます。
5-4. コンシード・打ち切り・パス・違反
- コンシード(投了): 配置モードの「試合の進行」か、エンド終了から
- 打ち切り: 時間制限などで規定のエンドを待たずに終えるとき。エンド終了の「このエンドで試合を終える」
- パス: ハウスを通り抜けた投球など、盤面を変えない1投(スルー)を記録します
- ホッグライン違反・バーンドストーン: 履歴でそのショットの種類を「対象外」にすると、投球が無効になって盤面が戻ります
5-5. 履歴
メニューの「履歴」タブにシーンの一覧が並びます。
- タップでその時点の盤面へ、▶ でそのショットを再生
- 過去のシーンで投げたり石を動かしたりすると、「このシーン以降の記録を破棄して、ここから続けますか?」と確認が出ます。続けると、そこから記録を分岐できます(記録を変えずに試すなら「試す」)
- 回転・種類・評価をここからも直せます

5-6. 映像から試合を記録する
中継や録画を見ながら、1投ずつ盤面を作って試合を記録できます。
- 配置パネルの目的を「試合を記録」にする(手番は交互・色は投球の順に固定・残りの石数が進む)
- 投げた石を1つ置き(ハウスを通り抜けた投球は置かない)、「この配置を投球として記録」
- 回転(左曲がり/回転なし/右曲がり)と、任意でショットの種類・評価を付ける。ホッグラインに届かず取り除かれた投球は「ホッグ」にチェック(記録済みの投球で付けると、その投球の投球石を除きます)。「メモ」は編集用の覚え書きで、PCN のコメントとして残り、履歴や字幕には出ません
- タイムアウトは、取ったチームが投げる前に「タイムアウト」を押します(次に投げるチームのタイムアウトとして記録。もう一度押すと取り消し)
- ミックスダブルスは、各エンドの最初に「置き石」の「通常」を押すと、ハンマーのあるチームの石をハウスの奥、相手の石をガードに置きます。パワープレーは「← パワープレー」「パワープレー →」で左右に寄せ、記録にも残ります。ガードの距離は大会で変わるので(多いのは 3.18m)、違うときは置いたあとに動かします
- ミックスダブルスの投げる順は、その下の「1・5投目を投げる選手」でチームごとに選べます。エンドごとに交代できる規則なので、エンドが変われば既定(選手1が1・5投目)に戻ります
- リザーブを入れたときは、そのエンドの最初(まだ1投も投げていないとき)に「メンバー交代…」を押し、チームごとにリード〜フォースの4つの枠を選びます。そのエンドから先の投げる順になり、成績も選手ごとに数えます。3人で続けるときは1か所を「(なし)」にします(先の2人が3投ずつ)。リザーブの名前は「試合」タブで入れます
- 途中で氷が変わったとき(整氷のあとに速くなった、など)は、そのエンドの最初に「氷の変更…」を押します。設定の氷の欄が「第N エンドから」の範囲で開くので、ホッグ間とカールを合わせます。そのエンドから先の投球だけがこの氷で計算されます(「試合全体」に切り替えると、試合の最初からの氷を直せます)
連続再生では、交代や氷の変更があったエンドの最初に「○○ の交代: 名前」「氷の変更: ホッグ間…」と出ます
あとから直すとき:
- 過去のシーンに戻ると投球石が選ばれた状態になり、回転・種類・評価をその場で直せます
- 回転を直しても、付いている動き(軌道)は元の回転のままです。動きも直すときは、シーンの「試す」で投げ直します(直した回転で投げられます)
- 「投球石」で投げた石を付け替え、「前の位置」「後の位置」で動いていない石を前後のシーンにそろえます。既に投球石の石を選んで押すと印を外し、投球石アウト(場外)として記録します。「試合を記録」では、この投球の投球石に点線のリングが付きます
- 止まった位置を直すときは石をドラッグして「配置を更新」。過去のシーンでは触った時点で自動的に「試す」に入ります。最新のシーンで直前の投球を直すときは、先に「試す」(S)を押してからドラッグします(押さずに動かすと次の投球の作りかけになります)
- 「配置を更新」で足した石・動かした石・消した石は、同じエンドの以降の投球にも写ります(その石が以降も同じ場所に残っている間だけ。当たって動いた投球から先は写しません)。映像に写らなかったガードは、投げた投球に1回置けば最後まで残り、出された投球で消せばそれ以降からも消えます
- 過去のシーンで破線の輪郭(その投球の前にあった石)を押すと、その石が同じ色・同じ位置で戻ります。この投球で消えたことになっていた石を戻すときに使います
- エンドの最後の投球を直して得点が変わったら、そのシーンで「エンド終了…」を押します。盤面から数え直した得点が出て、確定するとそのエンドの得点だけを直します(以降の記録はそのまま)
- 途中のエンドで投了した試合は、投了した投球のシーンで「コンシード…」を押します。以降の記録を捨ててよいか確かめてから、そこで試合を終えます。そのエンドの得点は World Curling の規則どおりに付きます(後攻が最後の1投を残して石が数えられるならその点、両チームに投げる石が残っていれば X)。公式記録と違うときは、そのシーンの「エンド終了…」で直せます
5-7. 写真から配置
配置パネルの「写真から配置…」で、シートを撮った写真や中継の画面から石の位置を取り込めます。
- 取り込む: 「写真を選ぶ」、または「画面取込」で中継のタブを共有して1枚取り込む(パソコンの Chrome など)。同じ大きさの画像を続けて取り込むと、基準合わせはそのまま残って石だけ拾い直されます(別の画角に変わったら「ハウスを検出」か「やり直す」で合わせ直す)
- 基準を合わせる: 「ハウスを検出」、または12フットの円の左端・右端・手前・奥を順にクリック。青い円が写真に重なるよう基準点を動かし、残る歪みは「レンズ歪み」で直す
- 石を拾う: 色を選んで石の中心をクリック、または「自動検出」。拾いが悪いときは「感度」を上げる(上げても検出が減ることはないので、まず上げて余分な石をクリックで消すのが早い)
- 「盤面に配置」
- 映像から記録するときは「次の投球の結果として記録」で、取り込んだ配置をその1投の結果にできます
- 「据え置き」で動いていない石を固定、「投球石」で投げた石を指定。回転・種別・評価は、写真から配置を開く前に配置パネルで選んでおくと記録に付きます
- 分割画面の中継などハウス以外も写る画では、「検出範囲」を押して写真の上をドラッグで囲むと、「ハウスを検出」と石の自動検出はその中だけを見ます(クリックだけで解除。校正と一緒に保存されます)。枠の外にある盤面の石はそのまま残ります(写真で置き換えるのは枠の中だけ。「局面をつくる」「試合を記録」とも。残す石は写真の上に破線の輪で示します)。枠を決めると、それまでに自動検出で拾った枠の外の石は消え、手で置いた石は残ります。偶数エンドでハウスが別の区画に移ったら、枠を囲み直してから「ハウスを検出」。続けて取り込んだ校正のまま検出に失敗したときは校正が消え、4点から置き直せます(この画像で合わせた校正は残ります)
- 合わせた基準は2つの枠(既定の名前は「奇数エンド」「偶数エンド」。保存のときに付け直せます)に保存して読み込めます(固定カメラなら2つのハウスぶん)。「書き出し」でファイルにもできます
- 固定カメラの中継を続けて記録するなら「ライブ取込」。中継のタブを共有すると、ダイアログを開いている間は間隔ごと(5・10・30秒)に画を取り、枠の中の石を拾い直します。閉じても共有は続き、開くと最新の画になります(「写真から…」に赤い点が付きます)。据え置き・投球石の印を付けている間は取り直しません。ハウスの位置が校正からずれた画になると一時停止するので、校正と枠を直して「ライブ取込」で再開。もう一度押すか、写真を選ぶ・画面取込・貼り付けで別の画像を取り込むと止まります
- 斜めの写真でも使えます。ただし斜めのときはシートの四隅(濃い緑の四角)も実際の四隅へ合わせてください。円だけだと遠近が入らず、ハウスから3m以上離れた石が30cmほどずれます(実測)
- 「高さ補正」は、石の高さのぶん奥へずれて写るのを接地位置へ戻します。斜めが強いほど大きく効きます(傾き30°で約7cm、70°で約31cm)
5-8. 氷を測る
「ルール」タブの「計測…」で、試合の映像から氷の速さと曲がりを割り出せます。映像から記録を起こす人向けの上級者の機能です。ふだんは、上のスライダーと目安のボタンで十分です。
6. 課題を作る
ひとつの局面(盤面+エンド・スコア・ハンマー・残りの投数)を「課題」として作り、人に渡せます。練習問題や作戦の説明に使えます。
- 配置パネルの目的を「局面をつくる」にする(手番や決まりに縛られず、両方の色を自由に置ける)
- 石を並べる
- 「課題にする」で、課題名(任意)・エンド・スコア・ハンマー・投数を決める。課題名を空にすると「課題 10E 7-5」の形の名前になります
- 「課題をPCNで保存」でファイルに、「共有」でリンクにする
作れるのは「次の1投がある局面」だけです(エンド終了・試合終了の場面では作れません)。
7. 保存と共有
7-1. 自動保存
試合はブラウザに自動で保存されます。再読み込みしても続きから始まります。
7-2. マイページ(この端末の保存)
「保存・共有」タブの「この試合を保存」で、試合や課題を「マイページ」の一覧に残せます。件数に上限があります。
- 各行の「▶ 開く」で続きから開き、「改名」「書き出し」「共有」「削除」ができます。削除はこの端末から消すだけです
- 共有リンクの一覧も同じ並びで、こちらの削除は共有を取り消します(リンクを持っている人も開けなくなります)
7-3. 共有リンク
自分で作った試合・課題は、「保存・共有」タブの「共有…」から共有リンクにして渡せます(X や他のアプリにもそのまま送れます)。
- リンクを知っている人は誰でも開けます
- サーバーに保存され、共有してから90日で消えます(開いても延びません。同じ試合・課題をもう一度共有すると、そこから90日になります)。作った端末から削除できます
- 名前は、マイページの共有リンクの一覧の「改名」で、リンクを変えずに変えられます。マイページから共有したものは、保存の名前を変えると共有の名前も変わります
- 同じ試合・課題をもう一度共有しても、新しいリンクは増えません(同じリンクの中身が新しくなります)
- 公式ライブラリの試合は、共有リンク(
?s=)ではなく?replay=のリンク(3-4)で渡します - 不適切な共有リンクは、開いたときに同じタブから通報できます
7-4. 画像・ファイル
- 盤面画像を共有 … いまの盤面を画像にして、そのまま X に投稿・リンクをコピー。字幕を出していれば画像にも入ります
- 盤面を画像(PNG)で保存 … 画像ファイルとして手元に保存します
- PCN を書き出し/読み込み/貼り付け … 試合の記録ファイル。誰でも読み書きできる記譜形式です(仕様は GitHub で公開)

8. 配信で使う(ライブ・配信ビュー)
- 上部の「ライブ」で配信向けの設定に切り替えます
- 「保存・共有」タブの配信ビューの URL(
?view=broadcast)を OBS のブラウザソースに追加すると、同じブラウザのメインのタブと同期した盤面と得点ボードだけを表示します - 背景を透過やクロマキーにする:
&bg=%2300ff00 - 上下反転:
&flip=1 - レーンのスポンサー画像(設定タブ): シートの両端・ホッグ間の中央・ハック裏に画像を置けます

9. 設定
- 表示: 氷とハウスの配色(標準・カナダ・コルティナ(12フット青・4フット緑)・軽井沢(12フット緑・4フット青)・札幌(12フット緑・4フット赤)・江陵(12フット青緑・4フット赤)・配置図・モノクロ・カスタム)と、氷のくもり(塗料が氷の下にある見え方。0%で澄んだ氷、100%で霜に覆われたように白くなる)。既定は「標準」+氷のくもり25%。
ボタンの大きさ(1フット/4/3フット。見た目だけで得点には関係しない)、石の見た目(グラニット/マグネット/配置図/矢印。矢印は回転の向きが小さくても読めるので練習や解説に、マグネットはホワイトボードの作戦ボードの雰囲気になります)、石の大きさ(見た目だけ)、ハンドルの表示、
ミックスダブルスの置き石・ガイドラインの表示 - ホッグライン間を省略(既定は省略。オフにするとリリースからカメラが追いかける)
- 効果音: 衝突音・滑走音の試聴と調整(重さ・硬さ・余韻・低さ・ざらつき・音量)、手元の音源(mp3・wav)の読み込み
- 表示言語: 日本語/English(情報タブ、ようこそ画面)
- すべてリセット…
iPhone・iPad は消音スイッチがオンだと音が鳴りません。最初のタップまでは鳴らないので、鳴らないときは音のボタンか試聴を一度タップしてください。

10. ショートカット一覧
? でいつでも一覧を開けます。
| キー | 動作 |
|---|---|
どこでも | null |
K | 現在のアニメーションをスキップ |
+ / - | 再生速度 |
V | ビュー切替(全体→ホッグ→ハウス→目線) |
F | 盤面の上下反転(目線ビューではスキップの目線) |
T / J | 軌跡 / 字幕(テロップ) |
↑ / ↓ | 目線ビューの目の高さを上げ下げ(対戦では矢印はブルーム) |
M / I / ? | メニュー / 情報 / このヘルプ |
作戦盤・リプレイ | null |
Space | 連続再生の再生・一時停止 |
← / → | 前・次のシーン |
Home / End | 最初・最新のシーン |
P | 再生コントロールの表示/非表示 |
C | 投球前との比較表示 |
R | リアル(予測・番号などの補助表示を隠す) |
作戦盤 | null |
1 / 2 / 3 | 配置・ドラッグ投球・狙って投球モード |
Q / W / E | 左曲がり・回転なし・右曲がり |
Enter | 狙って投球で投球する |
Z | 1手戻す(Ctrl+Z も可) |
U | 試した投球を更新 |
S / G | 試す / ショットの候補を提案 |
Shift / Ctrl | ドラッグ中の微調整(石・狙い・ウェイトなどのスライダー。Ctrl はさらに細かく) |
対戦 ─ 投げる前 | null |
↑ / ↓ / ← / → | ブルームを動かす |
1〜6 | ウェイト(ガード〜ピール) |
Q / E | 左曲がり / 右曲がり |
Enter | 投球 |
R | 直前の投球をもう一度見る |
対戦 ─ 走っている間 | null |
Space | とにかく掃く(いまの掃き方のまま押し足す) |
1 | やめる(ウォー。すぐに効き目が消える) |
2 / 3 / 4 | まっすぐ / 伸ばす / 曲げる |
5 | スキップが掃く(ティーより奥の相手の石) |
よくある質問
無料ですか?登録は必要ですか?
無料で、登録もインストールもいりません
スマホでも使えますか?
はい。スマホ・タブレット・パソコンで動きます
リプレイの石の位置は正確ですか?
公開記録に座標は含まれないため、配置図から読み取った位置とショットの記録から、物理で組み立て直した推定です。数cmほどずれることがあります。「映像検証済み」の試合は、映像で全投球を確かめています
自分の試合を共有できますか?
共有リンクで渡せます(共有してから90日保存)。ファイル(PCN)や画像でも渡せます
配信で使えますか?
配信ビュー(?view=broadcast)を OBS のブラウザソースに追加してください
データはどこに保存されますか?
お使いのブラウザの中です。共有リンクを作ったときだけ、その試合がサーバーに保存されます
データ形式は?
誰でも読み書きできる記譜形式 PCN です。仕様は GitHub で公開しています
操作が分かりません
まずはライブラリの試合を再生してみてください。左上のロゴで「ようこそ」画面をもう一度開けます
どの投げ方がおすすめですか?
実際の試合に近いのは「狙って投球」、すぐに試すなら「ドラッグ投球」です
音を消したい・音が出ない
盤面の音ボタンか、設定の「効果音を鳴らす」で切り替えます。最初の操作までは鳴りません
石の動きは本物と同じですか?
公式寸法と、映像で測った氷の速さ・曲がりで計算しています。曲がり方は五輪や国内大会の中継で測った軌道に合わせてあり、ホッグラインまではあまり曲がらず、ハウスの手前で大きく曲がります。スイープは対戦モードだけで、作戦ボードとリプレイは掃かない前提です
英語で使えますか?
情報タブかようこそ画面の「English」で切り替えられます
更新の内容はどこで見られますか?
情報タブの「お知らせ」で、いちばん新しいお知らせを読み直せます(前に来たことがある方には、更新のあと最初に開いたときに1回だけ出ます)
感想や不具合はどこに送ればいいですか?
情報タブの「共有とご意見」にご意見フォームへのリンクがあります。記録の誤りのお知らせも歓迎です